2024年3月25日
株式会社あおぞら銀行
あおぞらESGフレームワークローンに基づく
シンジケート方式ポジティブ・インパクト・ファイナンスの実行について
株式会社あおぞら銀行(代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO):谷川 啓、本店:東京都千代田区、以下「当行」)は、ケイアイスター不動産株式会社(代表取締役社長:塙 圭二、本社:埼玉県本庄市、以下「ケイアイスター不動産」)と、あおぞらESGフレームワークローンに基づくシンジケート方式ポジティブ・インパクト・ファイナンス(以下「本ローン」)の契約を本日締結しましたことをお知らせいたします。
ポジティブ・インパクト・ファイナンス(以下「PIF」)は、国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)が策定したポジティブ・インパクト金融原則(以下「PIF原則」)及び同実施ガイドラインに基づき、企業活動が環境、社会、経済にどのようなインパクト(影響)を与えるかを包括的に分析・評価し、ポジティブなインパクトの進展・拡大ないしはネガティブなインパクトの緩和・抑制を継続的に支援することを目的としたファイナンスです。
「あおぞらESGフレームワークローン」は、2022年6月1日付で株式会社格付投資情報センターより国際的な原則等に整合的である旨のセカンドオピニオンを取得した、お客様のサステナブルな取組みを支援する制度です。また、2023年6月1日には、「あおぞらポジティブ・インパクト・ファイナンス」として、当行のPIF評価実施体制がPIF原則に適合している旨のセカンドオピニオンを取得しました。
ケイアイスター不動産は「豊かで楽しく快適なくらしの創造」を経営理念に、「すべての人に持ち家を」をビジョンに掲げ、『高品質、だけど低価格なデザイン住宅』を提供しています。「住まいづくり」という社会的責任と意義のある住宅・不動産事業を通じて、ステークホルダーとの対話を続けながら環境・社会・ガバナンスに関連する施策を推進することで、持続可能な地域・社会・環境の発展への貢献に取り組んでいます。
本ローンは、持続的成長可能な社会の実現を目指すケイアイスター不動産の取組みを支援することを目的としております。
当行は、2023年5月17日に公表した新中期経営計画「AOZORA2025」(2023~2025年度)において、重点項目のひとつとして「あおぞらサステナビリティの推進」を掲げています。今後もサステナブルファイナンスに取り組むお客様への支援を通じて、気候変動への対応を促進してまいります。
【本ローンの概要】
借入人 :ケイアイスター不動産株式会社様
組成金額 :48億円
契約締結日 :2024年3月25日
アレンジャー :株式会社あおぞら銀行
【PIFにて掲げる目標およびKPI】