地球規模の循環型社会を目指し26社の加盟企業が参加
エートス協同組合(拠点:埼玉県さいたま市、理事長:宮本明岳(株式会社タウ 代表取締役社長))は8月23日に、第2回目となる通常総会を開催いたしましたのでお知らせいたします。
埼玉県さいたま市内の会場にて開催された第2回通常総会には、加盟企業40社中26社32名が出席し、令和5年度事業報告・決算や令和6年度事業計画・予算などの7議案全てが賛成多数で可決されました。
開会にあたり、宮本理事長は「昨今問題となっている3つの社会課題(①異常気象による風水害、②地球温暖化による環境破壊、③自動車業界の深刻な人材不足)に貢献すべくエートス協同組合を設立し、3年目を迎えることができた。組合企業各社が社会課題解決へ向けて誠実に向き合い、情熱をもって取り組んでいくことで社会に必要とされるより良い組合へと成長させたい」と述べました。
■令和5年度活動実績
・加盟企業 :40社(昨年度末時点22社)
・災害協定締結自治体数 :累計28自治体(昨年度末時点4自治体)
・外国人技能実習生受入 :6名(今年度より監理団体の認可取得)
・特定技能人材受入 :5名(今年度より登録支援機関の認可取得)
この1年間で志を同じく加盟した企業は自動車関連企業を中心に、大幅に拡大いたしました。また、発災時の迅速な復興支援に貢献することを目的とした、自治体との災害協定締結件数は、昨年度と比較し6倍の自治体数へと伸長いたしました。災害協定を締結した自治体からは「過去の水害では被災車両の立ち往生が多くあった。スムーズな復旧作業に期待したい」といった声が上がりました。
さらに、昨年6月に特定技能人材の登録支援機関、同じく8月に技能実習生の監理団体の認可を受けた、外国籍人材の紹介事業に関しては、本年9月現在までに、組合企業5社にて11名の技能実習生を、6社にて6名の特定技能人材を受け入れております。弊組合の技能実習生は、提携するフィリピンのマリキナ工科大学にて、4年間の自動車の専門教育を修了した卒業生で、来日前には日本式の車検整備の訓練プログラムと、自動車整備業に必要な日本語のレッスンを施した人材になります。昨年11月には、第二の提携校として、サンタローサ市のマンパワートレーニングセンターとも訓練プログラムの実施で合意に至り、今後は更に多くの専門性の高い技能実習生を輩出してまいります。
■エートス協同組合の事業展望
引き続き、災害協定をはじめとする自治体との連携を全国で水平展開し、発災時の早期復興に向けた支援体制をより強化してまいります。
外国籍人材の紹介事業においては、自動車整備業界の発展に寄与するべく、今後3年間で140名の技能実習生、特定技能人材の受入れを計画しております。
また、自動車整備に加え、新たに特定技能の職種に加えられた自動車運送業の分野にも対応してまいります。 働き方改革法案によりドライバーの労働時間に上限が課されたことから長期輸送が難しくなった「物流の2024年問題」に対応すべく、自動車関連企業を中心に構成された加盟企業のネットワークを活かした、各社連携によるリレー形式輸送についても取り組んでまいります。
■エートス協同組合について
ゼロ・エミッションに取り組み、人々が暮らしやすい地球環境の創造に貢献することをミッションとし、その想いに賛同した自動車関連企業で構成された協同組合となります。「災害支援」「環境保全」「人材の循環」に関して各社のリソースを活用した活動を通じ、地球規模での循環型社会を目指します。
■本件に関するお問合せ先
株式会社タウ 広報部
TEL : 048-601-0820
E-mail : pr@tau.co.jp