船舶の運航管理を支援する「SOPass船上システム」において、サイバーレジリエンスに関する統一規則「IACS UR E27」に準拠した認証(Type Approval)を取得

川崎重工業株式会社

川崎重工は、船舶運航管理支援システム「SOPass船上システム(K24SP-US1)」※1を対象に、「IACS UR E27」※2の認証(Type Approval)を一般財団法人日本海事協会(ClassNK)より取得しました。
 
   
 SOPass船上システム(K24SP-US1)     「IACS UR E27」Type Approval証書

近年、船舶のデジタル化が進む中で、船上のシステムおよび機器に対するサイバー攻撃も増加しており、サイバーセキュリティ対策の重要性が高まっています。この「IACS UR E27」は、船上のシステムおよび機器に対して、サイバー攻撃等によるセキュリティインシデントの発生を低減し、船舶の運航への影響を軽減することを目的に、国際船級協会連合(IACS)が策定したサイバーセキュリティ統一規則であり、2024年7月1日以降に建造契約した新造船について適用されるものです。

当社では今後、今回の認証(Type Approval)を取得した実績を、当社の舶用製品のみならず、社外にも展開することで、より多くのお客様に対して高度なサイバーセキュリティ要件を満たす信頼性の高い製品の提供に努めてまいります。

※1 「SOPass船上システム」は、船上の舶用機器のデータ収集と解析を行い、陸上へデータを送信する当社独自のシステムです。 https://www.khi.co.jp/sopass/
※2 船上のシステムおよび機器のサイバーレジリエンスに関する統一規則 IACS UR E27:Cyber Resilience of On-Board Systems and Equipment

以 上

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