NTT株式会社のリリース一覧

酸素原子のわずかな「ズレ」で磁石を反転――強磁性ワイル酸化物「単層」における高効率磁化反転で低消費電力磁気メモリへ道を拓く――

発表のポイント ワイル半金属と呼ばれる特殊な単結晶酸化物の薄膜でできた磁石「SrRuO3(SRO)」において、「磁石単層に直接電流を流すだけでN極とS極(磁化の向き)が反転する」という特異な現象を観測しました。 薄膜内の酸素原子のわずかな「ズレ」により、電流を流すと磁石内部に大きな...

デバイスの装着なしに超音波で空中にリアルな触感を創出 ~触れずにつるつる・ざらざらとした多彩な触り心地を演出~

発表のポイント: 超音波を皮膚に集中させることで生まれる強い力の感覚に特定の周波数の振動を加えることで、何もない空中に力強く多彩な触り心地を提示する新技術を考案しました。 従来の超音波技術で提示できる触感は弱く、単調なものに限られていましたが、本研究では、超音波に動きの要素を加える...

ロボットとのインタラクションが5歳児の利他的行動を促進することを発見 ~幼児教育を支える学習コンパニオンロボットの実現をめざす~

発表のポイント: 5歳児は、発話や身振りを交えたやり取りができるロボットとのインタラクションを経験すると、そのロボットの前では利他的にふるまうことを実証しました。 ロボットとのインタラクションを経験することで、子どもはロボットを幸せや悲しみを感じる「心ある存在」と捉えるようになる可...

基礎数学と物理学(量子光学)で独立に研究されてきたモデルのつながりを解明

発表のポイント: 純粋に数学的な興味から研究されてきた数理モデルと、光と物質が相互作用する仕組みを記述する物理モデルとの関係を明らかにしました。 空間が持つ対称性に着目し、1光子と2光子という二つの異なるモデルを記述する微分方程式を、同じ対称性を持つ別の空間上の微分方程式に変換する...

豪雨時の道路寸断リスクを可視化する被災予測技術を確立 ~現地調査なく簡易にすばやく全国の道路を評価~

発表のポイント: 技術確立済である通信設備に対する災害時の被災予測技術を応用することで、豪雨時の道路被災予測技術を確立しました。 本技術は、NTTがこれまで蓄積してきた災害時の点検データから構築した予測モデルを活用することで公開情報のみで道路被災予測が可能であり、全国どこでも短時間...

エッジコンピューティングの品質制御による遠隔収穫ロボット操作に成功 ~ユーザビリティの高いスマート農業の促進に貢献~

発表のポイント: 東京都の収穫ロボット操作者が、イチゴの収穫適否の画像処理を付加された映像を見ながら秋田県の圃場にあるロボットを遠隔操作して、秋田-東京間直線距離約400km離れた場所のイチゴを収穫する実証を実施。 通信品質の変動にも高い操作性を維持し、ロボットを精度高く操作しイチ...

世界初、量子時代にも対応できる安全かつ高速な高機能電子署名技術を開発~5大陸間で2.5秒での署名生成を実証、行政や金融のインフラ基盤を支える仕組みを実現~

発表のポイント: 量子計算機に対する安全性に対応し、高速かつ安全な分散型の電子署名を世界で初めて開発しました。 世界5大陸にあるサーバ間で署名生成を平均2.5秒で生成できることを実証し、現実のネットワーク上でも安定して使える性能を確認しました。 電子投票や行政サービス、金融のシ...

スポーツ支援サービスにおける女性アスリートの特徴に着目した相対的エネルギー不足の予防(Relative Energy Deficiency in Sport )、解消にむけた共同研究を開始

 NTTプレシジョンメディシン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:是川幸士、以下「NTTプレシジョンメディシン」)と、日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:島田明、以下「NTT」)、医療法人財団 小畑会 浜田病院(東京都千代田区、理事長 中川 菜実、以下「浜田病院」...

半導体薄膜の材料分析にAIを活用し、自動化に成功 ~光通信用デバイスの製造業務の効率化に貢献~

発表のポイント: 光通信用デバイスに用いる半導体薄膜の成膜条件(原料ガス量)を、半導体物性の知識を取り入れた機械学習により自動導出する手法を実現しました。 本手法は、目的とする組成の半導体薄膜を効率的に成膜でき、光通信用デバイスの製造コストの削減や、同デバイスの製造業務のDigit...

世界初、鋼材を使用したインフラ施設の画像から腐食の進行を予測する技術を確立 ~道路橋等の様々な施設の将来状態を把握し、点検周期と補修時期を最適化することで保全コストを縮減~

発表のポイント: 道路橋等のインフラ施設の撮影画像から数年後の鋼材腐食の広がりを予測した画像を生成できる技術を確立 鋼材における腐食領域の増加率※1 を平均誤差※2 10%未満の精度で予測 将来の腐食状況を施設毎で正確に把握できるため点検の周期や補修工事の時期の最適化が可能にな...

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