北里大学のリリース一覧

高水温はイカナゴを深い夏眠状態に導く ~長期飼育による行動解析から、夏眠の内的な制御機構の一端を解明~(北里大学)

北里大学海洋生命科学部の阿見彌典子准教授、天野勝文教授、吉永龍起教授、自治医科大学医学部の東 森生講師、東京医科大学自然科学領域生物学教室の田中千香也講師、兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センターの高倉良太主任研究員らの研究チームは、半年間も砂に潜って夏眠するイカナゴを小型水槽で長...

インドクジャクが持つ数を数える能力を解明 ~ダーウィンから続く謎に新たな手がかりを~(北里大学)

北里大学獣医学部(青森県十和田市)の坂本麗水(学部生、研究当時)と小倉匡俊准教授の研究グループは弘前市弥生いこいの広場との共同研究として、インドクジャクが数を識別できること、大小関係に基づく比較ができることを解明しました。この研究成果は、2025年10月8日付で、国際学術誌「Animal ...

イヌの消化器型リンパ腫に対する新たな治療標的を発見 ―グルタミン代謝の阻害が腫瘍細胞の増殖を抑制―(北里大学)

北里大学獣医学部の酒居幸生講師らの研究グループは、イヌの消化器型リンパ腫細胞において「グルタミナーゼ」という酵素が高発現していること、さらに同酵素の阻害により腫瘍細胞の増殖や生存を抑制できることを明らかにしました。本研究成果は、2025年9月24日付で国際学術誌Veterinary Med...

北里大学大学院未来工学研究科生命データサイエンス専攻「博士後期課程」が2026年4月に開設します(北里大学)

学校法人北里研究所(東京都港区、理事長:浅利 靖) は、2026年4月の開設に向けて準備を進めてきた「未来工学研究科 生命データサイエンス専攻 博士後期課程」について、2025年8月29日付で文部科学大臣から認可されました。  この博士後期課程は、2023年4月に開設された「未来工...

採血せずに牛の血液検査を実現する画期的技術を開発(北里大学)

北里大学獣医学部の鍋西久准教授、東京理科大学先進工学部の相川直幸教授らの研究グループは、マルチスペクトルカメラで牛の尾静脈付近(尻尾裏側)を撮影することで、非侵襲的にかつ瞬時に複数の血液成分の同時分析が可能となる新たな手法を開発しました。これまでに、血液成分のうち牛の飼養管理上重要な12項...

妊娠中の向精神薬"3剤以上"で新生児の適応障害リスクが上昇 ―CYP2D6阻害薬の併用にも注意―(北里大学)

北里大学医学部 産婦人科「産科学」 五十畑仁志 助教・落合大吾 主任教授、精神科学 三浦純江 助教・稲田健 主任教授、新世紀医療開発センター先端医療領域開発部門 新生児集中治療学 中西秀彦 教授の共同研究グループ(責任著者:落合大吾 産婦人科「産科学」 主任教授)は、2019–2023年に...

世界最大級の化合物データに対応可能な革新的な分子生成AIモデルを開発 ~創薬研究・化学物質開発の飛躍的加速に期待~(北里大学)

北里大学未来工学部データサイエンス学科の榊原康文教授の研究グループは、膨大な化合物データを用いて高精度な分子構造生成を可能にする、世界最大規模の分子生成AIモデル「FRATTVAE(Fragment Tree-Transformer VAE)」を開発しました。この成果により、従来の生成モデ...

飼育下ニホンザルの「ケンカ」を減らす工夫の実証(北里大学)

北里大学獣医学部(青森県十和田市)の小倉匡俊准教授、同学部生の小林美晴、三浦明子、弘前市弥生いこいの広場の三上渉(それぞれ所属は研究当時)の研究グループは、飼育下ニホンザルの動物福祉に配慮する手法として、環境エンリッチメントにより群内の攻撃行動の頻度を減少させる効果を実証しました。この研究...

絶食と腸内細菌利用糖の併用により腸内環境を短時間で再構築 ―特定腸内菌を選択的に増殖させる精密な食事介入戦略―(北里大学)

北里大学および慶應義塾大学の研究グループは、絶食中に腸内細菌が代謝可能な糖質(腸内細菌利用糖:Microbiota-Accessible Carbohydrates[MACs])を摂取することで、腸内細菌叢を短時間で選択的に再構築する新たな食事介入法を開発しました。本研究は、慶應義塾大学先...

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