医療・科学

特定非営利活動法人DNDi Japan

“顧みられない熱帯病”マイセトーマ(Mycetoma:菌腫)の 臨床試験がスーダンのハルツーム大学菌腫研究センターで開始―2017年5月9日、臨床試験の最初の対象患者の登録が行われました―

顧みられない患者さんの中にあって最も顧みられないマイセトーマの患者さんのために 切望される有効で安全かつ手ごろな価格の根治治療法を目指して
約1年前の2016年5月28日、WHOにより「顧みられない熱帯病(NTDs)」の公式リストに、18番目として新たに加わったマイセトーマ(Mycetoma:菌腫)の中でも、特にアンメット・メディカル・ニーズの高い真菌性菌腫(eumycetoma)に対する新規治療薬として、日本の製薬企業 エーザイ...

植物の環境適応の過程で「水を取るか、病害菌から身を守るか」決め手となった仕組みを解明 -- 東京農業大学

東京農業大学(東京都世田谷区桜丘1-1-1)は、世界各地から採取したシロイヌナズナを用いて、自然界において植物がさまざまな環境に適応する過程で、浸透圧(水分欠乏)耐性を取るか病害抵抗性を取るか、その決め手となっている遺伝子を発見した。これは、東京農業大学生命科学部バイオサイエンス学科の太治輝昭...

アストラゼネカ 呼吸器領域の生物学的製剤ベンラリズマブ(遺伝子組換え)の 第III相ZONDA試験 重症喘息患者さんにおける経口ステロイド薬使用量を減量する効果を示す

ベンラリズマブ投与患者さんはプラセボ投与患者さんに比べ 経口ステロイド薬を減量する可能性が4倍以上高いことを示す さらに、ベンラリズマブはコントロール不良の好酸球性重症喘息患者さんにおいて 喘息増悪の年間発生率を70%、緊急治療室への搬送あるいは 入院を必要とする喘息増悪の発生率を...

アストラゼネカの 2型糖尿病治療薬GLP-1受容体作動薬「ビデュリオン(R)」が 心血管イベントの発症リスクを有する2型糖尿病患者さんにおいて 安全性の主要評価項目を達成

主要な心血管系有害事象(MACE)の複合評価に基づきビデュリオンは心血管(CV)イベントのリスクを上げず一貫した安全性プロファイルを示しました。なおCVイベントの発症リスクに対する有効性において統計上の有意差は示さなかったもののビデュリオン群における心血管イベントの発現はプラセボ群に対し少数でした。
アストラゼネカ(本社:英国ロンドン、最高経営責任者(CEO):パスカル・ソリオ[Pascal Soriot]、以下、アストラゼネカ)は5月23日、EXSCEL(EXenatide Study of Cardiovascular Event Lowering:心血管イベント減少エキセナチド試験)...

帝京大学の片岡明久助教が、日本人の経皮的大動脈弁留置術を施行した奇異性低流量低圧較差-- 重症大動脈弁狭窄症患者の中期的予後は不良であることを明らかに

帝京大学医学部(東京都板橋区)内科学講座の片岡明久助教は、日本人の奇異性低流量低圧較差―重症大動脈弁狭窄症は経皮的大動脈弁留置術後の中期的予後は不良であることを明らかにした。これは、9施設合同のOCEAN-TAVIレジストリーの共同研究の成果。研究結果は、国際科学雑誌『JACC:Cardiov...

学習院大学が6月10日に第21回生命科学シンポジウム「高齢化社会を科学するII」を開催 -- 研究ブランディング事業「超高齢化社会への新たなチャレンジ」の一環

学習院大学は6月10日(土)に第21回生命科学シンポジウム「高齢化社会を科学するII」を開催する。当日は、沖縄科学技術大学院大学の柳田充弘教授、慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターの佐々木貴史専任講師、桜美林大学老年学総合研究所の鈴木隆雄所長が「百歳ドックで健康百歳を目指す」を共通テーマに、...

世界初!受精卵のエピゲノム編集に成功 -- 北里大学

北里大学メディカルセンター研究部門上級研究員の山崎大賀(「崎」は「立つ崎」の字、以下同)、近畿大学生物理工学部遺伝子工学科准教授の山縣一夫、東京工業大学科学技術創成研究院教授の木村宏らの研究グループは、世界で初めて受精卵のエピゲノム(※1)編集に成功した。細胞分化制御やDNA組換えを伴わない遺...

がん患者の遺伝子解析並びに治療法の無料提供に挑む! クラウドファンディング第3弾「近大クリニカルシーケンス」

近畿大学(大阪府東大阪市)は、株式会社CAMPFIRE(東京都渋谷区)と提携し、平成29年(2017年)5月23日(火)から、医学部ゲノム生物学教室(大阪狭山市)教授 西尾和人ら研究チームが、がん患者にがんの遺伝子解析を無償で提供するための資金調達を目的としたクラウドファンディングを開始する。...

徳島文理大学薬学部、昭和大学歯学部、理化学研究所らの研究グループが皮膚のコラーゲン維持における亜鉛の役割を解明

徳島文理大学(学長 桐野豊)薬学部の深田俊幸教授(昭和大学歯学部兼任講師・理化学研究所客員研究員)、昭和大学(学長 小出良平)歯学部の美島健二教授、理化学研究所(理事長 松本紘)らの共同研究グループ[1]は、生体内の亜鉛が健康的な皮膚コラーゲンの維持に重要であることを、マウスを用いた研究で明ら...

醍醐中山団地で「看護学部お助け隊」が活動 -- 看護学部の学生約100人が団地高齢者の困りごとを解決 -- 京都橘大学

京都橘大学(京都市山科区、学長・細川涼一)では、看護学部の学生たちが、6月3日(土)に京都市醍醐中山市営団地で「看護学部お助け隊」として活動する。  この取り組みは、京都市の「学まち連携大学」促進事業の助成を受け、看護学部の正課授業「看護プライマリケア実習」として行い、同大看護学部の学生約...

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