【神奈川工科大学】ドイツBaden-Württemberg州交通大臣および視察団一行の訪問



ドイツ Baden-Württemberg 州交通大臣および視察団一行が、日本と韓国への訪問の一環として、3月25日(火)に神奈川工科大学(神奈川県厚木市下荻野1030)のモビリティDX関連の研究(先進自動車研究所)を視察し懇談しました。




 神奈川県と35年以上の姉妹提携にあるBaden-Württemberg州政府のWinfried Hermann交通大臣とFlorian Hassler州務長官が率いる日本と韓国への視察団28名が神奈川工科大学のモビリティDX関連の研究(先進自動車研究所)を視察し、井上新学長はじめ本学教職員と懇談しました。

 今回の訪問は、都市部におけるインテリジェント交通システムとスマートモビリティソリューションに関する研究の視察を目的として行われました。神奈川工科大学の先進自動車研究所は、未来志向のモビリティ技術の研究センターとして日本国内でも先駆的な立場にあり、内閣府や経済産業省、国土交通省のプロジェクトにも多く関わっています。また、視察団のメンバーであるEDI社との間でも連携が進んでいるため、本学の研究所を視察し、最新の研究内容について意見交換をしたい旨一行から希望があったことで実現に至りました。

 当日は、BW州視察団代表のPhilipp Franke氏(Head of Ministry of Politics/Administration)からの紹介プレゼン(Barden-Wurttemberg drives new mobility)に引続き、本学の先進自動車研究所(VRI)からは、経済産業省、国土交通省が支援するモビリティDX(デジタルトランスフォーメイション)の研究として、「仮想空間シミュレーション;DIVP(Driving Intelligence Validation Platform)」を紹介しました(井上秀雄 所長/特任教授)。
 具体的には、① "DIVP's Digitalization for ADS(Automated Driving System)Safety Assurance"のプレゼンテーション、② カメラ、LiDAR、Radarのシミュレーションとそれを使った自動運転車の安全性評価の現場での実演、③ リアルなDIVPシミュレーション映像と球面スクリーンによる「人間知覚&カメラ知覚の相互関係と運転行動への影響に関する研究」の実験風景の紹介を行いました。
 また、機械工学科 山門教授や狩野助教より「自動車の運動と制御」に関する研究として、④ "Vehicle Dynamics as an App" -- Unlocking New Value via OTA(「車両ダイナミクスをアプリとして」-- OTAによる新たな価値の創出)のプレゼンテーション、⑤ ドライビングシミュレータの視察、機械工学科 小宮助教と学生から ⑥ 自動運転技術を用いたAIカーレースを紹介しました。

 訪れたBW州視察団一行は、神奈川工科大学の研究に非常に高い関心を示し、今後のフォローアップを希望されました。すでにBW州スタートアップのEDI社等と本学先進自動車研究所とは国際連携研究を進めております。今後もBW州とのより密接な国際連携を通し、持続可能で知能的なモビリティソリューションの推進に貢献してまいります。


【参考】https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/bilateral.html

▼本件に関する問い合わせ先
神奈川工科大学 研究推進機構
研究広報部門
住所:〒243-0292 神奈川県厚木市下荻野1030
TEL:046-291-3218
メール:ken-koho@mlst.kanagawa-it.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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組織名
神奈川工科大学
ホームページ
https://www.kait.jp/
代表者
小宮 一三
上場
非上場
所在地
〒243-0292 神奈川県厚木市下荻野1030

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