東京工芸大学(学長:吉野弘章)工学部(所在地:神奈川県厚木市)は2026年度から、時間の合理的な利用で学生たちが従来の時間割や場所に縛られずさまざまなことにチャレンジできる、ハイブリッドな学びのスタイル「つうおん*」をスタートする(*通学 + オンデマンド = つうおん)。
「つうおん」では、平日5日間の中の2日間に、学ぶ時間をフレキシブルに設定できるオンデマンド授業を集中的に取り入れることで、学生たちが早期から「専門分野」の知識を深めることに加え、プロジェクト参画やボランティアなど、課外活動の時間を創出することが可能になる。
日本の工学系大学の時間割では、多くの知識を学ぶ講義型授業と長時間の実験・実習型の授業などが各曜日に混在し、研究・課外活動と両立させるのが比較的難しいという課題がある。「つうおん」では、学生が学びたい「専門分野」と学生時代に「やりたいこと」を一人ひとりのライフスタイルに合わせて、カリキュラムアドバイザーの教員が寄り添いながら実現していく。学生たちが早期から「専門分野」の知識を深めることや、課外活動で社会的な経験や協調性を育むことで、学生の将来の可能性を広げる。
具体的には、「つうおん」では一週間の授業日数5日間を「面接(対面)授業を実施する曜日(週3日)」と「研究・課外活動とオンデマンド型の遠隔授業を実施する曜日(週2日)」とした他大学にはないハイブリッドな時間割とすることで、時間の合理的な利用を可能にする。
例えば、「面接(対面)授業を実施する曜日(週3日)」では、最新設備を用いた実験環境で学びたい分野に集中して学び、技術力と応用力を身に着けることができる。また、「研究・課外活動とオンデマンド型の遠隔授業を実施する曜日(週2日)」では、ボランティア活動を行なって社会貢献への意識を高めたり、企業のインターンシップや学外とのプロジェクトなどに参画して専門的な知見を広めたりするとともに、オンデマンド型の遠隔授業で専門学系の学修を進めることができる。
学生はこのスタイルを活用することで、1~2年生は授業を受けるだけでなく、3~4年生が取り組む研究活動や学外とのプロジェクトなどに参加することができるようになり、早期から知識と実践を伴う工学系の研究や学びについて、より深く取り組むことができる。また、インターンシップや職業体験に参加し自身の将来の可能性や適性を発見し、進路の方向性を明確化することや、学部や学系を越えて友人たちとのサークル活動を充実させることで、授業だけでは学べない多様な視点を養うことが可能になる。
「つうおん」に関する詳細は、同大工学部受験生サイトや6月から9月まで毎月行われるオープンキャンパス、キャンパス見学などで、直接知ることができる。
■東京工芸大学 工学部
1966年に工学部を設置(所在地:神奈川県厚木市)。
情報学系、工学系、建築学系の3学系を有する。全ての学系で情報基礎を幅広く学ぶ。学修環境は、カリキュラムアドバイザー教員のサポートのもと、学系枠を超えた履修や進級時の学系変更など学際的かつフレキシブルな体系が整っている。
・工学部受験生サイト:
https://www.t-kougei.ac.jp/admission/engineering/
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人東京工芸大学 総務・企画課 広報担当
TEL:03-5371-2741
メール:university.pr@office.t-kougei.ac.jp
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