神田外語大学(千葉市美浜区/学長 酒井邦弥)アジア言語学科韓国語専攻の学生と卒業生はこのたび、同大の本田恵子講師による監修のもと、韓国映画『愛を歌う花』(配給会社/株式会社クロックワークス)の字幕翻訳を行った。来年、日本での劇場公開(1月7日)に先駆け、12月7日(水)に同大にて上映会を開催する。当日は、同大の豊島悠果准教授(アジア言語学科・韓国語専攻)による、映画の時代背景やテーマとなる妓生に関する解説も行われる。なお、この上映会に、一般20名を招待する。
韓国映画『愛を歌う花』は、韓国を代表する女優と評されるハン・ヒョジュ、チョン・ウヒがそれぞれ朝鮮最後の妓生を演じ、民衆の心を癒す歌、「朝鮮の心」を巡り悲劇的な運命を辿ってゆくという作品で、韓国でも高い評価を得ている。日本では2017年1月からロードショー予定で、その日本語字幕制作に神田外語大学の学生が携わった。この企画は、韓国映画の字幕翻訳家として活躍する本田恵子講師の「学生に日頃の学習成果を実践する場を提供したい」という想いに応える形で、株式会社クロックワークスの協力のもと実現した。
今回の字幕翻訳に携わったのは、有志で集まったアジア言語学科韓国語専攻の学生と卒業生、合計25名。字幕は同大コンピューター室にある字幕制作ソフトを使用。同大では映画などの字幕翻訳に関する講義を行っており、その際に学んだ字幕翻訳のルールや訳出の仕方に注意しながら、字幕の初稿を完成させた。
同大の学生たちは昨年にも、韓国映画『探偵なふたり』の字幕翻訳の初稿作りを経験しており、今回で2回目の取り組みとなる。
映画、上映会に関する詳細は以下の通り。
◆『愛を歌う花』について
【公開日】
(韓国)2016年4月13日(土)
(日本)2017年1月7日(土)からシネマート新宿ほか全国順次ロードショー
【監 督】 パク・フンシク
【出 演】 ハン・ヒョジュ、ユ・ヨンソク、チョン・ウヒ ほか
【配給会社】 株式会社クロックワークス
【あらすじ】
時は1943年、京城唯一の妓生養成学校。ずば抜けた美貌と優れた歌唱力で最高の歌姫と称されるソユル(ハン・ヒョジュ)と、心に響く天性の歌声を持つ幼なじみのヨニ(チョン・ウヒ)は、作曲家ユヌ(ユ・ヨンソク)から一目置かれ、同期の羨望を受けるかけがえのない親友同士だった。作曲家として最高峰の実力を誇るユヌは民衆の心を癒す「朝鮮の心」という歌を作曲する矢先、ヨニの歌声にいつしか魅了されていく。ユヌの曲を自分のものにし、歌手になることを夢見るソユルは次第に嫉妬心が芽生え始め、3人それぞれの運命が狂い始めていく―。
◆『日韓フレンドシップ映画上映会』 開催概要
【日 時】 12月7日(水)14:50~17:50(予定)
【場 所】 神田外語大学 7号館2階クリスタルホール
【主 催】 神田外語大学アジア言語学科韓国語専攻
【後 援】 韓国国際交流財団
【協 力】 株式会社クロックワークス、神田外語大学多言語コミュニケーションセンター(MULC)
【費 用】 無料
【定 員】 100名の内、一般の方20名をご招待
【一般申込み】
『愛を歌う花』上映会申込フォームから申し込み。当選者への通知は登録メールアドレスへ送付。
https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/form/kmovie2016.php
※応募締切11月28日(月) 23:59
【内 容】
<一部>
14:50~ 酒井邦弥学長による挨拶と開会宣言
14:55~ 韓国国際交流財団東京事務所・崔玄洙(チェ・ヒョンス)氏による祝辞
15:05~ 神田外語大学 豊島悠果准教授による講演「『愛を歌う花』の時代背景と妓生」
15:25~ 記念写真撮影
<二部>
15:30~ 字幕翻訳監修者である、神田外語大学 本田恵子講師より経緯説明
15:40~ 上映会『愛を歌う花』
17:50~ 閉会の辞
・(参考)神田外語大学の学生と卒業生が、韓国映画『探偵なふたり』の字幕翻訳を担当 -- 12月2日に「日韓国交正常化50周年記念韓国映画上映会」を開催
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=8783
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