神田外語大学(千葉市美浜区/学長:宮内孝久)は、市川高等学校(千葉県市川市/校長:宮崎章)とグローバル・イシュー探究講座を5月より開講しました。これは、現代の国際社会における地球規模の課題(グローバル・イシュー)について、持続可能な開発目標(SDGs)の本質を理解し、世界の現状に関する英語の一次資料・文献をベースにしながら、解決に向けた方策を探究し、英語で発表することをゴールとする講座です。5月8日(土)と6月5日(土)に実施した講座では、事前課題を含む講義とディスカッションを通し、SDGsが目指す世界像についての理解と世界を取り巻く現状について、国際機関のデータに触れながら意見を交え、理解を深めました。今後の講座では、各グループが担当する具体的なグローバル・イシューについて、英語の論文や一次データを活用しながら、学問的な手法に基づいて客観的に探究する力を身につけます。さらに、探究の成果をまとめ、英語のプレゼンテーションでアウトプットします。最終プレゼンテーションの機会として、福島県羽鳥湖高原にある、神田外語グループが運営する宿泊施設兼国際研修センターのブリティッシュヒルズでの宿泊研修を予定しております。英語を公用語とする学習環境の中、自らの探究成果を英語でプレゼンテーションするための技法・表現方法を身につけます。
市川高等学校では、世界を舞台に活躍する品格あるリーダーを輩出するべく、「学力」「教養力」「人間力」「科学力」「国際力」を基盤とする「リベラルアーツ教育」をこれまで推進してきました。また、異文化理解をはじめとした幅広い分野の活動・研修等を通じて、これらの基盤を養う機会を設けてきました。
こうした基盤を生かし、グローバル化していく社会で自ら生涯学んでいける力を養うため、同じく千葉県内でリベラルアーツ教育を推進している神田外語大学との高大連携企画として「グローバル・イシュー探究講座」を開講する運びとなりました。2021年5月~7月までの4日間の神田外語大学での講座・ディスカッションを通して、SDGs2030アジェンダ前文(英語)から、地球規模の課題の理解や国際機関等のデータの取得方法、データの可視化方法を学び、プレゼンテーションの原案を作成していきます。神田外語大学の在学生も学生スタッフとして講座に加わり、議論の活性化を促します。
さらに、8月15日(日)より、神田外語グループが運営する宿泊施設兼国際研修センターのブリティッシュヒルズでの2泊3日のプレゼンテーション研修を実施する予定です。施設内では公用語を英語としているので、国内にいながら英国にいるかのような体験学習ができ、世界に踏み出していく意欲を醸成します。
4日間の講座・ディスカッションでの探究成果をプレゼンテーションで最終的にアウトプットすることで、課題に対するアカデミックなアプローチ手法の習得を目指します。以下、概要となります。
【講座日程】
5月8日(土)/6月5日(土)/7月10日(土)/7月31日(土)/8月15日(日)~17日(火)
【実施会場】
神田外語大学・・・5月8日(土)/6月5日(土)/7月10日(土)/7月31日(土)
ブリティッシュヒルズ・・・8月15日(日)~17日(火)
【対象学年】 高校1・2年生
【参加者数】 42名
【参 考 】 ブリティッシュヒルズについて
ブリティッシュヒルズは福島県・羽鳥自然公園の海抜1,000mの森の中に位置する神田外語グループの宿泊施設兼国際研修センターです。7万3,000坪の広大な敷地には、マナーハウス(英国荘園領主の館)や、クラフトハウス、12世紀から18世紀にいたる建築様式のゲストハウスがあり、中世英国の町の雰囲気を感じることができる施設です。旧英連邦諸国出身者が多数在籍し、自然と外国人スタッフとコミュニケーションをとれる環境が整っています。
(ホームページ:
https://www.british-hills.co.jp/)
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人佐野学園(神田外語グループ) グループコミュニケーション部
室井優太朗
住所:東京都千代田区内神田2-13-13
TEL:03-3258-5837
FAX:03-5298-4123
メール:media@kandagaigo.ac.jp
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