大阪樟蔭女子大学(大阪府東大阪市) 学芸学部ライフプランニング学科の濱田信吾准教授の(フードスタディコース)3年生ゼミは、地域と協働で遊休地(耕作放棄地)の再活用と地域交流を目的とした「味噌作り」活動を行っています。種蒔きに引き続き、7月30日(土)に有機・無農薬栽培大豆の先芽の摘み取り作業を行います。
【本件のポイント】
・「食」を通して、社会貢献を実施
・耕作放棄地の再活用に取り組み、地域活性化につなげる
・地域住民との協働で在来種の継承、食文化の継承を実践する
【本件の内容】
■大豆の生長を促すため"先芽摘み"を一つひとつ手作業で行う
5月にスタートした本プロジェクトは、耕作放棄地を活用し、有機・無農薬栽培で栽培します。5月・6月に、西菜畑町の地域住民とともに約60坪の草刈りを行いました。6月26日(日)には、地中に残る根深いススキやササの根を取り除いた後、畝を立ててから大豆を蒔きました。そして地域の方が3年前に刈り取った草でつくった有機堆肥を上に被せました。
種から芽が出始めた今回7月30日(土)には、大豆の先芽の摘み取り作業を行います。粒の良い大豆に育てる重要な工程で、一つひとつ丁寧に手作業で行い、分枝の生長を促進させ増収につなげます。
■自ら発案して地域とつながる
ライフプランニング学科フードスタディコースは、「食」に関する知識とスキルと、「食」を通して社会貢献できる力を身につけ、さまざまな地域活動を行っています。濱田ゼミでは、食文化を学際的な視点で学び、食に関する伝統知識や諸問題、環境問題などを学び、自ら考え、社会とつながる力を身につけています。3年生ゼミが取り組む"味噌をいちからつくるプロジェクト"は、奈良県生駒市西菜畑町自治会が生駒市の助成を受けて進める「※複合型コミュニティづくり」計画の一環として、耕作放棄地を活用した大豆作りと、収穫した大豆を使用した味噌作りに地域住民と協働で挑戦します。本学においても、地域のさまざまな世代との交流を深めながら、地域活性化の一助となることを目指します。
※複合型コミュニティづくり:自治会単位で住民がサービスを作り出し、地域の課題解決に取り組む事業。生駒市の本事業は、総務省「ふるさとづくり大賞」を受賞するなど、全国的に注目を受ける市民力向上の取り組みです。
■本プロジェクトに関するリリース一覧
2022.No.9 有機・無農薬栽培で育てる大豆の種蒔き・堆肥の施肥を実施(6/26実施)
https://www.osaka-shoin.ac.jp/files/9216/5534/6797/2022.No.9__.pdf
2022.No.7 耕作放棄地の荒起こしと堆肥入れを実施(6/12実施)
https://www.osaka-shoin.ac.jp/files/2416/5413/5131/2022.No.7__.pdf
2022.No.2 耕作放棄地の再活用を通して、「味噌作り」に挑戦!(5/7実施)
https://www.osaka-shoin.ac.jp/files/2616/5032/6866/2022.No.2__.pdf
▼本件の詳細
・樟蔭学園プレスリリース
https://www.osaka-shoin.ac.jp/files/2216/5837/8634/2022.No.13__.pdf
▼本件に関する問い合わせ先
学園広報課
梶田・井上・江田
住所:大阪府東大阪市菱屋西4-2-26
TEL:06-6723-8152(平日9時~17時)
FAX:06-6723-8263
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/