~幹線用光ケーブルとして国内通信事業者大手に提供~
● 従来の最大2000心の2倍の心数を実現
● 管路敷設に対応可能な高い引張強度と機械的強度
● 16心間欠接着型テープ心線を採用し、4心や8心の光ファイバケーブルとの良好な接続性
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区大手町2丁目6番4号、代表取締役社長:森平英也)は、国内では最多心となる4000心光ファイバケーブルの販売を開始し、通信事業者大手へ提供しました。
■背景
データトラフィックの急激な増大に伴い、データセンタでは光ファイバネットワークの大容量化が求められています。従来、国内で主に使用されている1000心や2000心の光ファイバケーブルでは複数条を敷設しなければならない状況も増え、さらなる超多心光ケーブルが求められています。
■内容
このたび開発した国内最多心となる4000心光ファイバケーブルは、管路敷設に対応可能な高い引張強度と機械的強度を備え、国内で主に使用されている1000心や2000心に分岐されることを想定した整数倍の心数となっています。また、海外で主流の12心ではなく、国内で多く使用されている4心や8心の光ファイバケーブルとの接続性を考慮し、16心間欠接着型テープ心線を採用しました。当社製の融着機であるS124M16を使用することで安心して接続工事を行え、12心ごとの接続に比べて融着接続工数は約25%削減可能になります。
今後もデータセンタ間接続などで超多心光ケーブルを必要とする国内の通信事業者に向けて、4000心光ファイバケーブルの提供を推進してまいります。
16心間欠接着型テープ心線
16心間欠接着型テープ心線用融着機(S124M16)
■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。
古河電工グループのSDGsへの取り組み
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■製品に関するお問い合わせ先
https://www.furukawa.co.jp/jyotsutop/contact.htm