ポラスグループ ポラスタウン開発株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:中内 晃次郎)による『ディスカバリープロジェクト東武動物公園 コネクト・コミュニティ』が、「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2024」(主催:一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会)において、最優秀賞を受賞しました。「防災を主軸にした街づくり」をコンセプトにNPO法人日本防災環境、株式会社ユニソンと取り組んだプロジェクトであり、3法人での共同受賞となりました。最優秀賞の受賞はポラスグループとして初となります。
ポラスタウン開発株式会社では今後ともお客様の「安全・安心」に繋がる、防災をテーマとした戸建分譲住宅のご提供を続けてまいります。
(中央左)ポラスタウン開発株式会社 内田 里絵
(中央右)NPO法人 日本防災環境 加藤 愛梨様
(右)株式会社ユニソン 鷲津 智也様
ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)は、次世代に向けたレジリエンス社会構築に向けて強靭な国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等に取り組んでいる先進的な企業・団体を評価、表彰する制度です。2014年11月に創設され、2024年は10回目の開催となります。
ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)ホームページ:
https://www.resilience-jp.biz/award/
ポラスタウン開発株式会社が企画、販売した戸建分譲住宅「ディスカバリープロジェクト東武動物公園 コネクト・コミュニティ」(全37棟)は災害に強い街をつくるため、「いつも」と「もしも」の境界をなくすフェーズフリーの考え方を取り入れた分譲地です。身の回りにあるモノを、日常時だけではなく非日常時にも役立て、災害時には住民同士が助け合う「共助」、自ら主体的に考え行動する「自助」の醸成が自然にできる街と家づくりを目指し、「防災意識の高い街づくり」に挑戦しました。
●住民同士が助け合う「共助」のコミュニティ形成
いざという時に助け合いができる街を目指し、住民同士が自然と顔を合わせるように、街づくりの段階から街区計画を考えました。また住民主導の管理組合のイベントを通して住民同士のつながりを深めていきます。
●家に込めた安心・安全の工夫
防災グッズを分散して納められる「収納」、家具やテレビを安全に固定するための「壁下地」、地震の揺れをセンサーが感知し、電気の供給を遮断する「感震ブレーカー」、スマホの充電ができるUSB付で非常時も安心な「ポータブル電源」、雨水をためて非常時の生活用水として活用できる「雨水タンク」、非常食栽培用としても活用可能な家庭菜園「ポタジェ」などを施しています。
●非常時には防災拠点ともなる共有地「モミの木公園」
街区の中には、日ごろはコミュニティの場として使用する共有地の公園は、非常時には防災拠点として活用できるよう設定しております。座面を外すと、火が起こせるかまどとして使える「かまどベンチ」、スマホも充電できるUSBポート付の「ソーラー付きLED街路灯」、非常時には雨風をしのぐテントや傷病者の救護所として使用可能な「東屋」、水道が断水してしまっても水の供給が可能な「井戸」、座面の下に、テントや燃料などの防災グッズを納める「収納ベンチ」、AEDなどを設置しました。
かまどベンチ 雨水タンク
住所: 埼玉県南埼玉郡宮代町百間
交通: 東武スカイツリーライン・東武日光線「東武動物公園」駅 徒歩10分
構造: 木造2階建(在来工法)
土地面積:120.43㎡~124.15㎡
建物面積:96.25㎡~98.12㎡
棟数: 37棟(うち25棟ご入居済み)
設計: ポラスタウン開発株式会社
施工: ポラテック株式会社