学校法人追手門学院(大阪市中央区、理事長:田口順一)はこのたび、運営する追手門学院大学の特設サイト「OTEMON VIEW」に「次世代エネルギーとして期待されるフュージョンエネルギー。核融合技術の可能性とGXを支える未来への挑戦」と題する記事を掲載。国際熱核融合実験炉ITER(イーター)プロジェクトにも関わった経験を持つ理工学部電気電子工学科の上田良夫教授が、次世代のエネルギーとして期待されるフュージョン(核融合)エネルギーについて解説する。
近年、中東情勢の緊迫化により原油の国際価格が上昇し、安定的なエネルギー供給が国際的な喫緊の課題となっている。さらにデジタル分野においても、データセンターの建設やAI(人工知能)の普及による電力需要が増加。「エネルギー危機」とも言える事態が懸念されている。
こうした中、フュージョン(核融合)エネルギーによる発電が次世代のエネルギーとして期待されている。原子力発電よりも環境への負荷が少なく安全性が高いことから、実用化に向けた研究が加速。フランスで建設が進む国際熱核融合実験炉「ITER(イーター)」が、世界33ヶ国が協力するプロジェクトとして注目を集めている。
今回の記事では、「フュージョンエネルギーとは何か」という基本やITER開発の現在地、日本におけるフュージョンエネルギー発電の未来などについて、国際核融合研究評議会日本政府代表や核融合科学技術委員会主査を歴任し、ITERプロジェクトにも関わった経験を持つ、追手門学院大学理工学部電気電子工学科の上田良夫教授が解説する。記事の主なポイントは下記の通り。
【ポイント】
■フュージョンエネルギーとは何か
○原子力エネルギーとの違い
○クリーンな次世代エネルギーとして期待
■フュージョンエネルギー発電の仕組み
○核融合反応の仕組みとポイント
○プラズマを閉じ込める核融合炉の仕組み
■国際的な開発状況と日本の可能
○日本躍進の鍵は、技術力の継承にあり
◎記事本文は下記URLを参照。
https://newsmedia.otemon.ac.jp/3712/
●「OTEMON VIEW」
学校法人追手門学院が大学公式ホームページに開設している特設サイト。「ニュースの面白さは、見方次第。」をコンセプトに、日々移り変わる世の中の出来事を同大の教員らが教育・研究成果などの専門的知見に基づいて読み解いた記事を掲載している。
・URL:
https://newsmedia.otemon.ac.jp/
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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