SAS Institute Japan、アナリティクス機能を強化した「SAS(R) Visual Analytics」最新版を国内提供開始

~最新版アナリティクス・プラットフォーム「SAS(R) 9.4」版製品の第一弾、アナリティクスを始める企業・組織に最適な使いやすいソフトウェア~

ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉田 仁志、以下 SAS)は本日、ビジュアル・データ探索ソフトウェア「SAS(R) Visual Analytics」の最新版を国内で提供開始したと発表しました。2012年3月の発表以来、3回目のメジャー・アップグレードとなります。また、同日より国内提供される、クラウド対応が強化されたSASのアナリティクス・プラットフォーム最新版「SAS(R) 9.4」を基盤とする第一弾の製品となります。

SAS Visual Analyticsは、扱いやすいアナリティクスの機能とビジネス・インテリジェンス(BI)の機能を兼ね備え、BIの領域から一歩前進しアナリティクスの導入を模索する企業・組織に最適なソフトウェアです。アナリティクスに習熟したデータ・サイエンティストやアナリストだけでなく一般のユーザーでも、直感的なインターフェイスでデータ分析とデータのビジュアライゼーション(視覚化)を行うことが可能です。アナリティクスのライフサイクルにおけるデータ探索およびモデル開発のプロセスが高速化されるとともに、分析結果をグラフィカルかつリアルタイムに共有できることで、意思決定の向上を支援します。さらに、基盤となるSAS 9.4の機能強化によってクラウド型の導入も可能となり、より多くの選択肢から柔軟に導入形態を選択できるようになります。

最新版では、予測型のアナリティクスを中心に、BI機能やデータロードまで広範な機能強化が図られました。データマイニング手法の一つであるディシジョンツリー(決定木)機能が追加され、高度な統計手法を活用した意思決定が可能となる環境を迅速かつ容易に構築することができます。また、需要変動要因を利用した複数の時系列予測アルゴリズムに対応し、さらに、強力な予測シミュレーション機能が追加されています。

主な機能強化
・アナリティクス: ディシジョンツリー(決定木)と需要変動要因を利用した時系列予測、予測シミュレーション機能のサポート
・レポーティング: よりグラフィカルな画面テーマと、テーマのカスタマイズ、強化されたプログレッシブ・フィルタリング機能、カスタム・グラフ・テンプレートの定義、拡張されたレポートのリンク機能
・モバイル: 注釈の記述、共有によるコラボレーションの向上、モバイルデバイス管理機能との連携
・セキュリティ: 権限設定の柔軟性向上
・サーバー・プラットフォーム: Red Hat Enterprise Linux 6およびSUSE Linux Enterprise Server 11に加えて、Windowsの64ビット版も新たにサポート

SAS Visual Analyticsは、小規模なデータからビッグデータまで、あらゆるサイズのデータを極めて短時間に分析できるインメモリ・アナリティクス製品です。ユーザーは、データを視覚的に探索してパターンや関係性を突き止め、さらに詳しい分析を要する領域を特定し、PCやモバイルデバイスで結果をグラフィカルに表示、共有することができます。

SAS Visual Analyticsは、データを素早くメモリ上に読み込み、高速な処理によりデータ・ビジュアライゼーション(視覚化)を実行します。サンプリングを行わずにすべてのデータを検証して、数十億行ものデータであっても、わずか数秒単位で分析計算を実行し、得られた結果をビジュアルに表示します。これにより、視覚化しなければ把握が困難であったデータ内のパターンや傾向、関係性を、速やかに特定することが可能となります。

SAS Visual Analyticsは、2012年3月に最初のバージョンが発表されて以来、現在までにCosmos Bank、Credit Reform、Euramax、Gitanjali Group、Hong Kong Efficiency Unit、Lenovo、Royal Brompton & Harefield NHS Foundation Trust、SM Marketing Convergence、U Mobile、テキサス州立大学、米国内国歳入庁、XL Groupをはじめ、国内外で200社以上の顧客に採用されており、ビジネスに関する洞察の獲得に貢献しています。

SASでは、SAS Visual Analyticsを実際に体験できるオンライン環境を整えています。詳細については、SAS Visual AnalyticsのWebサイト( http://www.sas.com/jp/go/va )をご参照ください。

なお、アナリティクスの導入を検討する企業向けに、SASのアナリティクス・コンサルタントがサポートする各種の支援サービスも提供しています。詳細については下記Webサイトをご参照ください。
・アナリティクス スタートアップワークショップ(無料)
http://www.sascom.jp/start-analytics/analytics01.html
・4ステップ アナリティクス導入支援サービス
http://www.sascom.jp/start-analytics/analytics02.html

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の65,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約240名(http://www.sas.com/

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

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この企業の情報

組織名
SAS Institute Japan株式会社
ホームページ
http://www.sas.com/jp
代表者
手島 主税
資本金
10,000 万円
上場
非上場
所在地
〒106-6111 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー 11F
連絡先
03-6434-3000

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