青山学院大学総合プロジェクト研究所に属し、学長イニシアティブプロジェクトである超小型宇宙機研究所(所長:理工学部 物理科学科 坂本 貴紀教授)において、今年度から開発を開始した超小型衛星ARICA-2(AGU Remote Innovative Cubesat Alert system-2)が、JAXA 革新的衛星技術実証4号機の実証テーマのひとつとして選定された。JAXAの革新的衛星技術実証プログラムは、大学や研究機関、民間企業等が開発した部品や機器、超小型衛星、キューブサットに宇宙実証の機会を提供するプログラムである。
ARICA-2はガンマ線バーストをはじめとする突発天体の速報を民間の衛星通信を用いて行う新しい速報システムの実証を行う衛星である。10cm×10cm×20cmの大きさの衛星 (キューブサット)で、民間衛星通信端末のほか、アマチュア無線帯を用いた送受信機、姿勢制御システム、そして、ガンマ線検出器を搭載する予定だ。
現在、ARICA-2は搭載予定の各コンポーネントの試作モデルの作製および評価を行っており、来年度はエンジニアリングモデルの作製を開始する予定である。
青山学院大学独自の衛星ARICA-2の進捗にご期待ください。
▼「革新的衛星技術実証4号機のテーマ公募」追加選定結果について
https://www.jaxa.jp/press/2023/02/20230208-1_j.html
▼青山学院大学 総合プロジェクト研究所 超小型宇宙機研究所
https://www.aoyama.ac.jp/research/research-center/project-research-inst/agu-space-nanosatellite-research-center
▼取材に関する問い合わせ先
青山学院大学 政策・企画部 大学広報課
TEL:03-3409-8159
取材申し込みについて
https://www.aoyama.ac.jp/companies/interview.html
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/