~死亡率が7%低い結果に~
研究のポイント
重症呼吸不全患者6万6千人を対象に、認定施設(日本集中治療学会認定専門医研修施設)と非認定施設の治療内容や患者予後の調査を実施。
認定施設では非認定施設に比べて、「院内死亡率」が7%低い傾向(31% vs. 38%)があった。
認定施設では非認定施設に比べて、「...
―35歳以降の妊よう性低下には卵子透明帯の構造変化が関与―
発表のポイント
女性の生殖適齢期後半(35歳ごろ)に相当する雌マウスは、卵子の遺伝子発現によらず卵子透明帯の網目構造が変化することにより受精率が低下することを発見しました。
透過型・走査型電子顕微鏡を用いて卵子を観察することで、加齢が卵胞形成時の卵子―卵丘細胞の相互作用の低下や...
横浜市立大学研究・産学連携推進センター 宮﨑智之教授がプロジェクトリーダーを務める横浜市立大学 COI-NEXT拠点であるMinds1020Lab(マインス゛テントゥエンティラホ゛)は、2025年1月31日(金)にパシフィコ横浜アネックスホールにて、「若者の生きづらさを解消し、高いウェルビー...
~ウイルス感染の「種間の壁」が生じる要因を解明~
研究の要旨とポイント
B型肝炎ウイルスは胆汁酸輸送体(NTCP)を介してヒトやチンパンジーに感染しますが、遺伝系統的に近いアカゲザルやカニクイザルには感染しません。
カニクイザルとヒトのNTCPの立体構造を調べた結果、サルNTCP内の二か所で、ウイルスの結合を回避する構造を形成...
YCU 共創イノベーションセンターが、ヨコハマ SDGs デザインセンター、横浜未来機構と共同で共創プロジェクトを推進
横浜市立大学では、2024年4月に本学の産学官連携研究のさらなる発展と社会実装に向けて、新しい産学官民連携、オープンイノベーション推進の中心的な役割を担う組織として、「横浜市立大学共創イノベーションセンター(以下、YCU共創イノベーションセンター)」を設立しました。
このセン...
横浜市立大学附属市民総合医療センターの沼田正勝講師らの研究グループは、ロボット支援による直腸癌手術が、腹腔鏡手術に比べて男性患者の性機能をより良く保つ効果があることを明らかにしました。本研究成果は、「Annals of Surgery」にオンライン版で先行公開されました(2024...
横浜市立大学と横浜市は、11月19日(火)にトバイアス・ムリンビカ駐日ザンビア共和国大使の講演会を、横浜市立大学金沢八景キャンパスにて開催します。今回の講演は、「ザンビア共和国と日本国の二国間関係及びザンビアへの投資機会」をテーマにムリンビカ大使にお話しいただ...
横浜市立大学とハノイ大学*1は、学術研究や教育等における国際交流、特に学部生の交換留学プログラムの推進を目的とした大学間の包括的覚書および交換留学にかかる協定を11月11日に締結しました。
両大学は昨年2月に、横浜市立大学国際マネジメント研究科とハノイ大学...
今年のテーマは「高く!清く!熱く!」
横浜市立大学医学部は、11月16日(土)、17日(日)に福浦キャンパスの大学祭として、医学祭「Yokohama Medical Festival 2024」を開催します。
今年のテーマは「高く!清く!熱く!」。志を高く持ち、訪れる方々に対して清らかな心で接し、学生たち...
―横浜市の結婚・子育て世代への大規模アンケート調査(ハマスタディ)より報告―
横浜市立大学大学院国際マネジメント研究科の原広司准教授らの研究グループは、横浜市在住の結婚・子育て世代1万世帯を対象とした大規模なアンケート調査(ハマスタディ[1])のWave2(2年目の調査)を実施し、調査結果より、生活時間*1の理想と現実のギャップや小児医療費助成の満足度の変化などを明ら...