大阪大学のリリース一覧

[大阪大学]精子の成熟を調節する鍵分子を発見 -- 不妊症の原因究明と治療に新たな視点

【研究成果のポイント】 ● 精子の成熟(※1)機構のスイッチをオンにするタンパク質「NELL2」を発見した。 ●「NELL2」はルミクライン(※2)と呼ばれる組織間情報伝達で機能することを発見した。 ●男性不妊の診断・治療薬や避妊薬への応用、組織間情報伝達を担う新規のメカニズムとしてさまざ...

共同研究グループ「コロナ制圧タスクフォース」発足 -- 新型コロナウイルス感染症の遺伝学的知見に基づいたCOVID-19 粘膜免疫ワクチンの研究開発を促進 -- 大阪大学

いま世界は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の未曾有の脅威に直面しています。2020年5月19日現在で、全世界で480万人の方が感染し、30万人以上の方が命を落としており、今後の展開については全く予断を許しません。この脅威を克服するためには、全世界で協力して、本感染症をさまざま...

革新的酸化剤MA-T(R) が新型コロナウイルスを98%以上消毒することを実証 ~ 航空機やホテルで使われ、人類に夢のメタン酸化反応をもたらした除菌・消臭剤システムは感染防止にも高い有効性 -- 大阪大学

【研究成果のポイント】 ◆要時生成型二酸化塩素水溶液※1(MA-T(R) ※2)が新型コロナウイルスを98%以上消毒できることを実証。 ◆MA-T(R)は、株式会社エースネットが開発した除菌・消臭剤のシステムで、日本のほぼ全ての航空機のほか、多くのホテルでも利用されている。2015年に大阪...

宇宙空間に流出する月の炭素を初観測~月誕生の定説を覆す発見 -- 大阪大学

【研究成果のポイント】 ◆月周回衛星「かぐや」※1 によって月全面から恒常的に宇宙空間に流出する炭素を発見 ◆月は誕生時から炭素を含有していたことを示唆 ◆月(と地球)の誕生・進化モデル(巨大衝突※2 説)について見直す契機となる ・本研究成果は、米国科学誌『Science Advance...

【大阪大学】新型コロナウイルス感染症ワクチンと検査技術の開発に着手 ~新興感染症の予防・制御の拠点を連携して整備~

【概要】 大阪大学微生物病研究所(本部:大阪府吹田市、所長:岡田雅人)、一般財団法人阪大微生物病研究会(以下、BIKEN財団、本部:大阪府吹田市、理事長:山西弘一)、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(以下、医薬健栄研、本部:大阪府茨木市、理事長:米田悦啓)は、新型コロナウイルス感...

大阪大学から蛋白質構造データベース(PDB)を正確に発信中 -- 新型コロナウイルスの蛋白質構造情報を集約して3月11日から公開

【研究成果のポイント】 ◆大阪大学蛋白質研究所の日本蛋白質構造データバンク(Protein Data Bank Japan:PDBj)が、紛らわしい類縁ウイルスの情報を除き、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)※1 に関連した構造情報データのみを正確に集約して情報発信 ◆新型コロナ...

独自のゲノムをもつミトコンドリアの日本人集団における特徴を明らかに -- 大阪大学

【研究成果のポイント】 ◆日本人集団 2,000人の全ゲノム情報からミトコンドリアゲノムの配列を詳細に決定し、配列の個人差を同定。 ◆ミトコンドリアゲノムと核ゲノムの遺伝子変異のパターンの違いを高精度で明らかに。 ◆機械学習の手法の活用により、日本人集団におけるミトコンドリアゲノムの配列の...

1世紀前からの謎を解明、動物の左右をつくる新しい原理を発見 -- 背腹をつくるしくみを利用した左右形成 ~大阪大学

【研究成果のポイント】 ◆100年以上前に報告されていた生物の発生現象を調べ、体の左右をつくる新しい原理を発見。 ◆この生物はBmp※1 をもちいた背腹形成のしくみを、90°回転させることで左右をつくっていた。 ◆左側の決定因子であるNodal遺伝子※2 を持たない脊索動物※3 としても初...

花の形の多様性を創出する原理を発見 ~左右対称な花を形づくる仕組みを計算機シミュレーションから予測 -- 大阪大学

【研究成果のポイント】 ◆花びらの数と空間的配置の多様性を生み出す発生過程の特徴を発見 ◆花器官の配置に影響する因子はこれまで複数知られていたが、配置の多様性に果たす各因子の役割を花の発生過程の計算機シミュレーションから予測 ◆花の形という身近な主題について、多様性を生み出す原理を解明する...

世界初、高い生着率の血管付きミニ乳房を再構築 -- インプラント等に代わる新たな乳房再生医療へ期待 -- 大阪大学

◎概要 大阪大学大学院工学研究科の松崎典弥教授および、凸版印刷株式会社(先端細胞制御化学(TOPPAN)共同研究講座※1)のFiona Louis(フィオナ・ルイス)特任研究員、京都府立医科大学大学院医学研究科形成外科の素輪善弘講師の研究グループは、独自の組織工学技術により患者の細胞を用い...

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • デジタルPR研究所