世界初の“一細胞ネイティブ質量分析”に成功
横浜市立大学大学院生命医科学研究科 明石知子教授、小沼剛助教らが、ネイティブ質量分析*1による赤血球1個からのヘモグロビン四量体の迅速な観測に世界で初めて成功しました。この技術は、生きた細胞内のタンパク質を直接観測し、細胞ごとにタンパク質の働きを理解するのに有用な手法として、様々な研究への利...
- 2021年04月23日
- 14:25
- 横浜市立大学
横浜市立大学大学院生命医科学研究科 明石知子教授、小沼剛助教らが、ネイティブ質量分析*1による赤血球1個からのヘモグロビン四量体の迅速な観測に世界で初めて成功しました。この技術は、生きた細胞内のタンパク質を直接観測し、細胞ごとにタンパク質の働きを理解するのに有用な手法として、様々な研究への利...
1. 発表者: 小室 一成 (東京大学大学院医学系研究科 循環器内科学/東京大学医学部附属病院 循環器内科 教授) 金子 英弘 (東京大学大学院医学系研究科 先進循環器病学講座 特任講師) 康永 秀生 (東京大学大学院医学系研究科 臨床疫学・経済学 教授) 森田 啓行 (東京大学大学院...
横浜市立大学の丸山大輔 助教、立命館大学の元村一基 助教らの研究チームは、名古屋大学との共同研究により、モデル植物シロイヌナズナを用いることで、世界で初めて細胞質中に“細胞核”が存在しない花粉管を作出することに成功しました。さらにこの細胞核を除いた花粉管(オス)が、核...
横浜市立大学 大学院生命医科学研究科の禾 晃和准教授らは、筑波大学、大阪大学蛋白質研究所、京都大学、東北大学との共同研究で、タンパク質に外来の抗原配列を移植して抗体を結合させる技術を開発しました。本技術によって、これまで直接結合する抗体がなかったタンパク質に抗体を結合させることが可能になり、...
件名 新型コロナウイルス変異株に対するワクチンの有効性を評価する研究の開始1 〜国内ワクチン接種者を対象に、中和抗体を測定する「hiVNTシステム2」を用いた 新型コロナウイルスのコロナ変異株パネルを活用〜 概要 横浜市立大学 学術院医学群 臨床統計学 山中 竹春 教授、同微生...
<研究成果のポイント> てんかんと発達の遅れがある小児患者700例のゲノムDNAの配列を次世代シークエンスで決定することで、新たな責任遺伝子ATP6V0A1の異常を発見しました ATP6V0A1遺伝子は、リソソーム(タンパク質の分解に関わる細胞内小器官)の酸性度を調節するプロトンポ...
横浜市立大学学術院医学群の高橋琢哉教授(生理学 教授)が、令和3年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞しました。 表彰式は、令和3年4月14日(水)12:10よりライブ配信されます。 ◆高橋琢哉 教授(医学群 生理学) 受賞実績 「シナプス可塑性のトランス...
横浜市立大学大学院医学研究科 幹細胞免疫制御内科学 桐野洋平講師、同大学附属病院 難病ゲノム診断科 土田奈緒美助教、同大学大学院医学研究科 幹細胞免疫制御内科学 國下洋輔研究員、同大学大学院医学研究科 遺伝学 松本直通教授らの研究グループは、再発性多発軟骨炎の男性症例の末梢血白血球で「UBA...
横浜市立大学附属市民総合医療センター(以下、センター病院。)では、コロナ禍での複合災害時に迅速に医療チームを派遣することを目的として、新たなドクターカーを導入しました。ドクターカーとは、医師や看護師を迅速に災害現場などに派遣し、速やかに医療行為を行うための車両です。センター病院では、患者搬送...
横浜市立大学大学院医学研究科 遺伝学 水口剛講師、松本直通教授らの研究グループは、ロングリード・シークエンサー*1を用いた新しい解析手法を応用することで、良性成人型家族性ミオクローヌスてんかん(Benign adult familial myoclonic epilepsy:以下、BAFME...